ツアーお申し込み

いわてのまんなかに、ふれる旅

「風土を醸す、杜氏のふるさと」にふれる し(紫)あわ(波)せに酔いしれる 町への招待状

神々からの授かり物、そして伝統へ

 日本三大杜氏のひとつに数えられる「南部杜氏」発祥の地・紫波町。町内には100年を超す歴史を持つ日本酒の蔵が4つ存在するほか、地元産ぶどう・りんごを使って醸すワイナリー、サイダリーもある「酒のまち」です。
 岩手の酒づくりが始まったのは、江戸時代前期の万治3年(1660)。近江国(現在の滋賀県)からやってきた商人・村井権兵衛が、現在の紫波町上平沢で酒づくりを始めたと言われています。その技術が近辺の米農家に伝わり、冬場の副業として全国の酒蔵へ出稼ぎに行くようになったのが「南部杜氏」の基礎になったのだとか。
 このツアーでは、酒づくりと密接に関わる神社への参拝からスタート。岩手の酒づくり発祥であり、南部藩総鎮守の「御神酒」も醸造している岩手最古の酒蔵を見学した後、お酒の飲み比べを楽しみます。南部杜氏が生まれた地で、脈々と受け継がれてきた酒づくりのルーツをたどる、ショートトリップを楽しんでください。

神々からの授かり物、そして伝統へ
神々からの授かり物、そして伝統へ
神々からの授かり物、そして伝統へ
神々からの授かり物、そして伝統へ

ツアー行程

  • 集合・抗原検査実施
    (8:50)
  • 「盛岡八幡宮」参拝・祈祷
    (9:30~10:20)
  • 紫波町「水分神社」
    (11:00~11:15)
  • 「吾妻嶺酒造」酒蔵見学
    (11:30~12:30)
  • 昼食・お酒試飲
    (13:15~14:15)
  • 解散
    (14:30)

※昼食場所は、休業等により都度変更になります。詳しくはお問合せください。

「盛岡八幡宮」で祈祷 「盛岡八幡宮」で祈祷

「盛岡八幡宮」

始めに向かったのは、南部藩の総鎮守「盛岡八幡宮」。

もともとは南部家の氏神として盛岡城内に祀られていましたが、城下の人々もお参りができるようにと、延宝8年(1680)頃、現在の場所に移されました。
以来、農業、工業、商業、学問、衣食住など人間生活の根源の神として地域の人々の崇敬を集め、「八幡さま」「お八幡さん」などと呼ばれ親しまれています。

外観
神社からまちなかを見る

現在の社殿は平成9年(1997)に新八幡宮として建て直されたもの。色あざやかな彫刻の施された朱塗りの大社殿が、堂々たる風格を漂わせています。拝殿は誰でも、いつ何時でも参拝できるように、24時間扉が開いているそう。

祈祷
祈祷・舞

盛岡のまちを守る神様にご挨拶をして、拝殿で御祈祷を受けます。ここでは初宮参りや七五三、厄除けなどの各種の祈祷が行われており、雅楽の音とともに舞いや祝詞奏上を奉納。終了後、御神酒をいただいて次の目的地へ。

名水で知られる「水分神社」へ 名水で知られる「水分神社」へ

名水で知られる「水分神社」へ

紫波町の西部、奥羽山脈の東根山麓に位置する水分神社。

「水分」には水配り(みくまり)という意味があり、古くから名水が湧き出る地として人々に親しまれています。
寛永元年(1624)4月8日、小屋敷村、岩清水村、南伝法寺村、太田村用水繁昌のために造立したと書かれた棟札があったとされ、盛岡藩政期には「水分稲荷大明神」と称していたようです。

神社外観
水を汲む人々

大きな杉に囲まれたここは、名水が湧き出る地としても知られ、大量のペットボトルや容器を持参し水を汲みに来る人が後を立ちません。試しに飲んでみると……確かに美味しい! 水筒等を持参するのがおすすめ。

岩手最古の酒蔵「吾妻嶺酒造」へ 岩手最古の酒蔵「吾妻嶺酒造」へ

岩手最古の酒蔵「吾妻嶺酒造」へ

次に訪れたのは、水分神社からもほど近い「吾妻嶺酒造」。

1670年代に、南部藩で初めて上方流の「澄み酒」をつくった近江商人・村井権兵衛が構えた「権兵衛酒屋」を起源とし、1684年に創業。岩手の酒づくりの発祥であり、南部杜氏が誕生するきっかけとなった蔵です。
通常、蔵の見学はしていませんが、このツアーでは特別に、蔵元の案内で中を見せてもらいます。

外観
蔵元の案内

約340年前から、この地で酒づくりをしている吾妻嶺酒造。現在つくっているのは、醸造アルコールを添加しない、お米だけを原料にした「純米酒」「純米吟醸酒」のみ。盛岡八幡宮をはじめとする、神社の御神酒も醸造しています。

仕込み蔵
麹室

およそ150年前に建てられた仕込み蔵、県内唯一という石造りの麹室などを見学。江戸時代から受け継がれている製法をほとんど変えず、酒米は、地元農家との契約栽培により厳選したものだけを使っているそう。

ラベル貼り
ラベル貼り

酒質に徹底的にこだわるため、仕込みの全てに目が届く3万本を製造限度にしています。酒蔵見学を受け入れていないのも品質管理のため。仕込みはもちろん、瓶詰め、ラベル貼りに至るまで、すべて手作業で酒づくりを行っています。

昼食・お酒試飲

※昼食場所は、休業等により都度変更になります。詳しくはお問合せください。

昼食・お酒試飲

ツアーの最後には、日詰商店街にある歴史的建造物「平井邸」で、吾妻嶺のお酒を飲み比べます。もともと造る本数が少ないうえ、品質管理のしっかりした信頼できる店でしか扱っていないという吾妻嶺のお酒。さらに、最初に盛岡八幡宮でいただいてきた御神酒も加わります。これは神様に奉納するため特別につくられている非売品で、祈祷した人だけがいただくことができます。

平井邸
平井邸

原料にしている酒米の違い、純米・純米吟醸の精米歩合の違い。それぞれの香り、味わいを楽しみます。ちなみに御神酒は、まろやかで甘みがあり、飲みやすい口当たりだとか。あなたの好みのお酒はどれでしょう?

販売概要

ツアー名 神々からの授かり物、そして伝統へ
実施日 お客様のご希望に応じて手配いたします。(リクエストベース)
※催行日について、予約状況や諸条件により、申込頂いた日に催行できない場合があります。予約状況等確認し、別途ご連絡させて頂きます。
料金 お1人様:83,900円(税込み)
基本コース
時間 行   程
8:50 集合「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
抗原検査実施(セルフテスト)
(移動・運転手付き車両)
9:30~10:20 御参拝「盛岡八幡宮」(盛岡市)
(移動・運転手付き車両)
11:00~11:15 見学「水分神社」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
11:30~12:30 見学「吾妻嶺酒造店」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
13:15~14:15 昼食・お酒試飲
(移動・運転手付き車両)
14:30 解散「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
8:50
集合「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
抗原検査実施(セルフテスト)
(移動・運転手付き車両)
9:30~10:20
御参拝「盛岡八幡宮」(盛岡市)
(移動・運転手付き車両)
11:00~11:15
見学「水分神社」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
11:30~12:30
見学「吾妻嶺酒造店」(紫波町)
(移動・運転手付き車両)
13:15~14:15
昼食・お酒試飲
(移動・運転手付き車両)
14:30
解散「盛岡駅南口タクシー乗り場」または「任意の宿泊施設など」
所要時間(目安) 約5時間30分
最少催行人数 2名
最少受付人数 2名
最大催行人数 5名
取消料

(旅行開始日の前日から起算して)

10日目から8日目まで 20%
7日目から2日目まで 30%
前日 40%
当日(旅行開始前) 50%
当日(旅行開始後、無連絡不参加) 100%
料金に含まれるもの 集合~解散までの車両代(運転手含む)、抗原検査キット代金、ガイド料、
各種見学・体験料、昼食代(お酒試飲含む)
その他注意事項 【抗原検査について】
・新型コロナウイルス感染症対策として、集合時に抗原検査のセルフテストを実施して頂きます。
・検査の結果、陽性であった場合はツアーにご参加頂けません。
【抗原検査陽性の場合の取消料】
・当日(旅行開始後)の取消料として、料金の100%を徴収させて頂きます。あらかじめご了承ください。
【実施日について】
・お客様のご希望される日にちを申込フォームよりお伺いし、当店にて関係各所へ実施可否の確認を行います。
・確認の結果、催行可能か否かのご連絡を差し上げます。お客様のご希望日程によっては催行不可能や、立ち寄り先変更となる場合がございます事をご了承ください。
【お飲み物代について】
・お酒試飲として当店にてご用意する分は料金に含まれますが、それ以上をご注文の場合はお客様ご自身で現地精算をお願いいたします。
ツアーお申し込みフォーム